日時: 令和元年10月23日〈水〉
場所: 秩父(埼玉県)
参加者: 北村、月崎、福島、大津、龍野、八木、齋藤、伊東、原、吉宮、松下、山口、津田(以上13名)
今回で「秩父観音霊場34箇所巡拝の旅」企画も5年目・第6回を迎えた。
前回の若干の復習をしておく。当初の予定では第23番音楽寺から第28番橋立堂までの6ヵ寺を巡拝する予定だった。ところが第24番法泉寺を過ぎて第25番久昌寺に向かう山中に秩父錦醸造工場「酒づくりの森」を発見、そこはお酒大好き集団のこと、行程の後先も考えずに直ちに工場見学を申し込み、待望の秩父錦の試飲を楽しんだ。
さて、当日は快晴で、集合時は若干肌寒かったものの、歩き始めて汗ばむ絶好の巡拝日和となった。午前10時に13名の仲間が例年通り西武秩父駅に集合した。常連の濱野君は都合つかず不参加となったが、それでも過去最高の参加者数となった。
冒頭に述べたような事情もあり、今回は行程の都合で第29番長泉院から第26番円融寺までの4ヵ寺を逆に廻ることにした。
まずは集合場所の西武秩父駅から徒歩数分の秩父鉄道お花畑駅から乗車し武州中川駅で下車、第29番長泉院に向かう。(写真―1)またその途中では10日前に関東地方に上陸し大きな水害を引き起こした残滓として道路上を流れる水にも遭遇した。(写真―2)間口の広い本堂(写真―3)の向かいには立派な枯山水のお庭(写真―4)が配置されている。
山の中の坂の多い道を、汗を拭き拭き歩き第28番橋立堂に到着。上を見上げると先日TV番組「ブラタモリ」でも紹介された65メートルの石灰岩の岸壁がそそりたつ。(写真―5)
その懐に抱えられるように朱塗りの観音堂があり、そこでも皆で般若心経を納経した。(写真―6)集合写真(写真―7)を撮り弁当をひろげた。
次の第27番大淵寺までは平地で比較的楽な行程。階段を上ると美しい観音堂(月影堂)が見えてくる(写真―8)。帰りに振り返ると、本堂裏手の一段高いところに聖観音像が安置されているのが見えた。(写真―9)
最後は、秩父鉄道沿いを歩き影森駅の近くの第26番円融寺に向かう。門を入ると左に可愛らしいお地蔵さん(写真―10)が目についた。本堂(写真―11)で今回最後の納経を行なう。観音堂(岩井堂)はここから300余段の石段を登らねばならないので、時間と体力を考慮して省略。
あとは、一路、お約束の「そば膳」へ。時間も充分にあったので、半数は汗を流しに西武秩父駅に隣接した「祭の湯」を楽しみ、残り半数は早めにビールで喉を潤した。
皆揃ったところで、いつもの美人女将の手作りの料理に舌鼓を打ちながら談論風発。
大いに盛り上がったところで電車の時間もあり、来年の最終回は第30番から第34番をマイクロバスで廻り、最後に全7回の巡拝の旅を思い出しつつ「喜寿」を祝おうとの約束で散会した。
最後に改めて、毎回細かな部分まで企画し、案内して頂いている北村導師に大感謝するとともに、「そば膳」の手配(美味しい・安い)をして頂いている吉宮君に感謝します。
以上 (文責 津田)