日時:平成30年10月21~23日 3日間
コース:丸亀~琴平~かずら橋~大歩危・小歩危~松山城~しまなみ海道
参加者:栗又俊二、下村肇、宮部正之夫妻、小野俊彦夫妻、服部達夫妻 計8名
昨年4月の東北旅行以来、1年半振りの開催。今回は希望の多かった四国方面に決定。
当日は引越疲れが残る中、広島で母の葬儀を終え19日帰京途中新幹線で足止めをくらった小野、チベットから帰国した服部、バルト三国演奏旅行を済まして帰国した四国通の下村、それに四国を舞台に仕事で活躍した栗又他が岡山に次々集結。
初日は全通30周年を迎えた瀬戸大橋を渡り、丸亀で“うどん”を食し、その間小野は子供時代の実家を訪問。食後、うちわミュージアム、丸亀城を見た後、太助燈籠から高燈籠までの間を象頭山目指して祭囃子が鳴り獅子舞が躍る光景の中、丁石に誘導されながら旧丸亀街道を通り琴平町に入る。ここから愈々服部念願の金丸座経由参道に入り金刀比羅宮785段を登り御本宮に到着した頃、夕日を背に丸亀平野を眼下にして全員達成感を味わう。宿は栗又推奨“琴平花壇”を取り、安堵感に浸りつつ香川県自慢の料理(小豆島産オリーブで養殖した「大型ハマチ」など)の料理を堪能。
2日目は自然と歴史の世界。かずら橋では落人に想いを馳せて弛緩した心をリセット、古民家で渓谷を見下ろしながら祖谷蕎麦昼食を取って松山城に向かう。 夕方道後温泉本館の湯に浸って情緒を満喫、風呂上りに地ビールで休息してから道後最古の老舗“ふなや”に投宿。瀬戸内料理を前に夫人サイドから各種家内情報が漏洩されたのを機会に、之から老いの山道を前にした全員で“大事にしまひょな、お連れ様を”と誓いました。
最終日は尾道を目指して“しまなみ海道”を渡る。途中絶景ポイントの亀老山展望公園に登った後、観潮船に乗り来島村上水軍城やドッグ入りの船を間近に見て目的の渦潮へ。“渦中に身を投ず”とか“舟に乗るより潮に乗れ”の言葉を実体験する。海賊バイキングで元気を取り戻してから大山祇神社に参拝、頼朝・義経の国宝甲冑を鑑賞。全員の協力で時間通りに新尾道駅へ到着、広島に向かう下村を見送りつつ12月1日記念大会での再会を約して幕を下ろした3日間の旅だった。
(旅行幹事 宮部 記)