実地日:2018年10月4日(木 )~ 6日(土)
場 所:八幡平
宿 泊:八幡平マウンテンホテル
参加者:佐藤・濱石・徳永・杉本の各夫妻と依田
10月4日(木)
新幹線はやぶさにて盛岡駅に10時55分に到着。
盛岡市内を散策しながら材木町にある光原社を訪ねる。光原社は宮沢賢治の生前唯一の童話集「注文の多い料理店」を発刊し、社名も賢治の手によって光原社と名づけられたとの事。現在は鉄器・漆器・民芸等を取り扱っている。昼食後、盛岡駅よりバスにて宿泊地八幡平マウンテンホテルに向かう。
夕食までの時間をホテルに隣接する県民の森と松川渓谷を訪れ、木々に絡まるつた漆が綺麗に紅葉している中での散歩を楽しむ。
食後、ホテルのロビーで映像を映しながら高山植物の解説や星空観察の紹介がある。その後外に出てみたが、今夜は残念ながら雲が出ていて星はわずかしか観察できない。佐藤夫婦の部屋に集まり二次会を開く。先日亡くなった樹木希林の生き方の話題で盛り上がる。
10月5日(金)
朝起きるとホテルの周りの木々が霧に覆われている。
いよいよ今日は本来の目的であるトレッキングに向かう。
朝食後は霧も晴れ、トレッキング日和でガイド(高橋・堀江さんの2名)に従い「黒谷地、鏡池トレッキングコース」出発点へバスにて向かう。黒谷地入口の標高は1,440m程、準備体操で体を慣らし10時過ぎにスタート。しばらくは整備された木道の平坦なコースが続き、途中「熊の泉」と言う水場で冷たい水を味わう。思いのほか寒くない。30分ほど歩き休憩、ここから登りが続くので着ているものを1枚脱ぐことにする。ナナカマドの紅葉や高山植物の夏の名残りを楽しみながらゆっくりと登る。11時30分過ぎに標高1,595m眺めの良い高台の源太森に到着。景色を満喫した後、八幡沼を見下ろせる所で持参の弁当にて昼食、ガイドさんが用意してくれた即席みそ汁を頂く。温かくおいしい。しばらく休憩後、八幡平頂上1,613mに向かい13時10分に到着。記念撮影、景色を楽しんだ後、これからは下りの道を辿る。二つの沼が眼鏡のように見えるメガネ沼、周りの景色が水面に鮮やかに写る鏡沼等を経由して八幡平レストハウスに14時前に到着。バスにてホテルに戻る。
ガイドさんのお話では、今日の八幡平の天候は風も無く穏やかな天候で100%のトレッキング日和との事であった。昨年は同じ日の前日に雪が降り寒かったとの事である。
10月6日(土)
ホテルを出て、道の駅「にしね」に立ち寄り、盛岡駅に向かう。新幹線にて角館に12時前に到着。折しも角館では伝統芸能の祭典「新・秋田の行事in仙北2018」が開催中で大賑わい。食事処に向かう途中も地元の人・観光客が多く外国人観光客も見られた。
昼食は佐藤夫人がNetで見つけてくれた巴里屋というレストランでした。名前の印象とは異なり和食の店でしたが、旬の野菜をふんだんに使った季節感を味わえた食事でした。
昼食後武家屋敷通りなど歴史に想いを馳せながら角館市内を散策し新幹線(角館発15時51分・こまち30号)にて帰途に着く。
台風襲来の合間の良き天候に恵まれ素晴らしい想い出の残るSTCであった。