日 時:7月17日(水)~18日(木)
場 所:入笠山・飯盛山
参加者:佐藤夫妻・杉本夫妻・高山夫妻・徳永夫妻・濱石夫妻・原夫妻・依田(13名)
1日目:「特急あずさ」にて今回の目的地に向かう。JR中央本線富士見駅下車、バスにてゴンドラリフト発着所に到着。原夫妻と合流しリフトに乗車、ゴンドラ山頂駅よりトレッキング開始。
早々に幻の花「釜無ホテイアツモリソウ」に出会う。イオンがあふれているカラマツの森を通過して湿原に到着。そこは植物の宝庫でさまざまな花が咲く。佐藤君から花の解説を聞きながらゆっくりと少しずつ登って行く。湿原を過ぎてトレッキング開始、昼には入笠山頂上(1,955m)に到達し持参のお握りを食べるも日差しが暑い。爽やかな風があるのが救い。今年は雨の多い7月であるが今日は珍しく晴れて最高の日よりとなった。残念ながら遠くに浮かぶ富士山は見えなかったが周辺の山々が重なるように連なる。
下山し小淵沢経由にて小海線野辺山駅下車。JR最高地点にあるホテル「八ヶ岳グレイスホテル」が今夜の宿泊地。夕食を楽しみ、久し振りに会った仲間と歓談する。夜には雲が出てきて星空は見えないのでホテル内のスクリーンで星の説明を受ける。今夜は満月で晴れても天の川は見えないとの事、天の川を見たいときは天候だけでなく月例を考えて来ることが大切と説明を聞き初めて知る。
2日目:バスにて飯盛山の登山口に行きトレッキング開始、延々と登りが続く中で今日も佐藤君の説明を聞きながら花を楽しむ。遠くでは郭公の泣き声、近くではウグイスの谷渡りが聞こえるも姿は見えず。順調にトレッキングを続けていたが頂上登頂直前になって頂上付近に霧が立ち込め谷から勢いよく霧が吹きあがる。みるみる内に頂上が隠れるのを観て登頂を諦め下山する。
偶然にも登山口に下山した頃に雨模様となってきた。遠くに国立天文台野辺山宇宙電波観測所のアンテナが見える。バスにて昼食所に向かい地元の蕎麦を楽しむ。
今年は晴れる日が少なく雨の多い毎日であるが、折よく2日共持参の笠や雨具を使うことなくトレッキングは終了。それぞれ高原野菜等のお土産を買い帰宅する。