実施日:2016年7月19日(火)~21日(木)
場 所:白馬五竜・八方尾根・栂池高原
宿 泊:シェラリゾート白馬
参加者:今村・小杉・佐藤・高山・徳永・羽山・原・西村・依田の各夫妻・川村君・杉本夫人・浜石夫人の21名

7月19日:新幹線で長野駅10時到着・小諸より参加の高山夫妻と合流、バスで白馬五竜に向かう。白馬五竜高山植物園のベースセンター、エスカルプラザに到着、8人乗りゴンドラ・五竜キャビンで一気に1,515mの高地アルプス平駅に着く。天空レストラン「展望レストラン360」でアルプスの山々を眺めながら昼食タイム。残念ながら頂上は見えないが谷間の雪渓がいくつも見える素晴らしい景色。温度は20℃、佐藤講師の解説で高山植物を楽しみながらのトレッキング開始。ヒマラヤの青いケシ、一万本に一つと言われる白のコマクサに興奮する。

様々な高山植物を鑑賞した後、ホテルに戻りゆっくりと湯につかりレストランへ。地酒や地ビールを楽しみながらの豪華食事、二次会では次の計画に盛り上がる。

ヒマラヤの青いケシ

ヒマラヤの青いケシ

白のコマクサ

白のコマクサ

7月20日:今日は八方尾根をトレッキング。
バスで八方駅770mに向かう。八方ゴンドラリフト「アダム」に乗車、兎平(1,400m)に到着、次はアルペンクワッドリフトに乗り長野オリンピックスタートハウスまでいく。更にグラートクワッドリフトに乗り1,830mの八方山荘に到着。

ここから八方池(2,060m)を目指す。

登山道コースは概ね整備されているが、ところどころ岩がごろごろしていたり、木道になっていてもかなり急な登り道もあったりで、口数も少なくなり、登るのに専念。素晴らしい眺めも余裕のある人の特権となる。当初は比較的近いと思っていた八方池にはなかなか到達せず、はるか先の尾根にあるいくつかのケルンを見るとまだまだ遠いとの感じであった。

ゆっくりと八方池を巡り尾根を下る。下りはこんなに楽なのかと今までの辛さを忘れて景色を楽しむ。

下山後、遅い昼食は信州そばを食べに行く。

今日も早目にホテルに戻り、ゆっくり湯につかり疲れを癒す。もちろん今夜も豪華な夕食を満喫した後にはサプライズのホタル観賞に出かける。静かに流れる水辺に次々に光る源氏ホタルや平家ホタルの乱舞、忘れかけていた夏の風物詩を楽しんだ。ホタルも我々を歓迎してくれていて皆に寄り添って来た。ホテルに戻って、もちろん二次会。

八方池をバックに

八方池をバックに

7月21日: チェックアウト後、栂池高原駅839mに向かう。
ここからゴンドラリフト「イヴ」により1582mの高地へ、更に栂池ロープウェイに乗り換え1829mの自然園駅に到着。

今日も1000mの標高を一気に突破、どうだと言いたいところだがただ乗っていただけなので自慢にはならないか?

さすがに涼しい。ここから高山植物を楽しみながらのトレッキング開始。整備されている木道やアップダウンのきつい山道を歩きながらのゆっくりした植物鑑賞会となる。

昼食はチェックアウトしたはずのホテルに戻り、無料サービスの卵かけご飯と粽、新鮮なトマト、キュウリなどを楽しむ。

こんな単純な昼食でも本当に美味しいなと改めて実感する。
帰途に着くバスにはホテルのスタッフが出てきて、大きく手を振ってくれた。ここシェラリゾート白馬はサービスも良く素晴らしいリゾートホテル、是非みなさんも一度ご経験あれ、推奨します。

今回はいずれも2000mの高地、天候に恵まれ涼しさと100種類に及ぶ高山植物を楽しみながらのトレッキング、充実した3日間でした。

いつもながら佐藤夫妻のご尽力に感謝しながら家路についた。

(依田記)